|人が増えれば楽になるわけではない
人を増やす判断をしたあと、多くの人は「これで現場が楽になる」と考えます。
私自身も、採用が進めば業務負担が軽減され、各種加算も取得しやすくなると考えていました。
しかし実際には、採用後から別の課題が始まります。
採用できたことで感じた安心感
人を採用できた直後は、現場の負担が減り、体制が整ったように感じていました。
人員が増えればシフトも組みやすくなり、運営に余裕が出ると考えたからです。
また、人員要件を満たすことで、各種加算の取得にもつながると期待していました。
実際に起きた課題
ところが現場では、早期に離職する職員が一定数出てきました。
加えて、期待していた業務を十分にこなせない、あるいはやろうとしない職員がいるという現実にも直面しました。
人が増えたことで、必ずしも現場が安定するわけではありませんでした。
なぜこうした課題が起きたのか
背景の一つとして、介護や福祉の業界は人材の質にばらつきが大きいという現実があります。
能力や姿勢の差が顕著で、同じ条件で採用しても結果には大きな差が出ます。
また当時は、不採用にしたくても事情があり、採用せざるを得ないケースもありました。
採用はスタートでしかない
採用して分かったのは、人を増やすこと自体がゴールではないという点です。
採用はあくまでスタートであり、そこから育成や定着の課題が始まります。
短期的には、人が増えたことで、かえって現場の負担が増えることもあります。
今ならこう考える
今振り返ると、採用は先行性を持った計画として行うべきだったと考えています。
必要に迫られてから動くのではなく、余裕を持った採用計画が必要です。
マッチングミスをできる限り減らすことが、何より重要だと感じています。
採用基準を厳しくする理由
採用基準は、厳しくすべきだと考えています。
変な人を採用すると、影響を受けるのは児童だけでなく、一緒に働く職員も迷惑をこうむります。
その結果、良い職員ほど疲弊していきます。
書類選考の重要性
そのため、書類選考は必ず行うべきだと考えています。
最初の段階で、価値観や姿勢が合わない人を見極めることが重要です。
書類選考は、マッチングミスを減らすための最低限の工程です。
これから採用を考えている人へ
採用は、人手不足を解消するための応急処置ではありません。
事業を安定させるための、長期的な取り組みです。
人を増やした後に何が起きるのかを理解したうえで、計画的に進める必要があります。

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